喫煙は身体だけでなく毛髪にも深刻なダメージを与えます

喫煙による原因

喫煙は女性の薄毛にも有害!

禁煙が叫ばれる中、男性の喫煙者が年々減少しているのに対し、女性の喫煙者は比較的横ばいか微増の傾向にあります。特に喫煙の低年齢化が進んでおり、20~30代の女性に多くみられます。女性全体では10%前後、つまり約650万人にのぼり、実は女性の薄毛に悩む人口とほぼ同じであることが分かっています。

タバコはどのような側面においても、健康には悪影響を及ぼすものです。タバコを吸うことによるメリットは少なく、身体を悪くすることばかりです。そして、タバコの影響はもちろん身体の一部である毛髪や頭皮にも及びます。

 

タバコを吸うことにより、体内に摂取したニコチンの働きで動脈が収縮してしまいます。要するに血液の流れが悪くなるのです。食生活やストレスのページでも述べたように、血流が悪くなれば、頭皮や毛髪に必要な栄養素が行き届かなくなります。それがイコール女性の薄毛につながるのです。


さらに、喫煙により体内の活性酸素が増加すると、細胞のDNAを傷つけてしまいます。それはもちろん、毛髪を成長させる毛母細胞も同様に破壊されてしまう恐れがあるのです。また、そもそも活性酸素は発がんリスクを高めることから、喫煙が健康にとってどれだけ悪影響を及ぼすか、理解できるでしょう。