生活習慣の改善
女性の薄毛対策は生活習慣の見直しから！
毛髪や頭皮は女性の身体の一部です。身体に負担のかかることは、そのまま薄毛につながることと考えて間違いはないでしょう。
食生活の見直しに続き、生活習慣の改善は、薄毛の治療や対策において重要な役割を担います。
まずは、
睡眠不足を避けることから始めてみましょう。
睡眠には、
①毛髪・頭皮の疲労を回復させ、毛髪の成長や薄毛の改善に必要なエネルギーを蓄積する効果
②副交感神経の活発化に備え、身体を最大のリラックス状態に導く効果
③ストレスを解放する効果
があります。
特に②の副交感神経が活発化し、成長ホルモンが大量分泌される時間帯、つまり22時～2時の4時間は可能な限り、睡眠状態に入っているようにしたいものです。
もちろん、現代社会において22時というのはまだまだ眠るには早い時間と解釈されるでしょうが、この時間に少なくともリラックス状態にあり、たとえば寝室にいるだけでも毛髪の健康状態は変わると思います。
また、なるべく夜は忙しくならないよう、朝方の生活に切り替えることも大切です。やるべきことは基本的に朝から昼間のうちに終わらせておくことで、夜をゆっくり過ごすことが出来るでしょう。どうしても面倒なことは後へ後へと追いやりがちですが、それによって夜の時間帯にしわ寄せが来ることになります。就寝時間が遅くなれば、毛髪成長のゴールデンタイムを逃し、また睡眠不足によるストレスを溜めてしまうことにもつながります。
女性の薄毛対策のためにも、なるべく夜はリラックスできるような環境作りを心がけてみましょう。
つづいて、
ダイエットをしている方は、過剰なダイエットを避けるようにしましょう。
食事制限による薄毛の弊害は計り知れないものがあります。毛髪や頭皮の栄養失調により薄毛が進行するのみならず、毛乳頭が破壊され、元に戻りにくくなることすらあります。
ダイエットは本来、余分な脂肪を落とすためにあります。過剰なダイエットはなるべく避けるようにして、またその方法も、出来る限り食事制限型ではなく、運動型を実践するようにしましょう。
最後に、
ストレスを溜めない生活を心がけましょう。
ストレスを溜めない方法とは、ストレスを溜めない生活を送るか、もしくは発散しやすい環境づくりをすることです。前者については限界がありますが、後者であれば、比較的本人の心がけ次第で生み出すことは出来ます。
ストレスは仕事や家事、人間関係など、比較的受動的・強制的な環境から発生します。一方で、趣味や気の合う友人との交友関係などにおいては、逆にストレスを発散することが出来ます。
仕事や家事以外の時間で、なるべく溜まったストレスを解消できるような環境を想像してみましょう。自分の好きなこと、好きな人、好きな場所、そういったものを周囲に整えることで、生活における充実感を味わうことが出来るはずです。
