正しいシャンプーの方法
シャンプーの仕方が薄毛の未来を変える!
毎日の頭皮や毛髪の汚れを落とすために行うシャンプーですが、実はやり方次第ではかえって薄毛の原因になることもあります。そこで、薄毛対策につながる正しいシャンプーの仕方をまとめてみましょう。
まず重要なことは、
シャンプーで頭を洗うより先にすべきことがあるという点です。
第一に、
シャンプーをする前には「ブラッシング」を必ずしましょう。髪にブラシをかけることで、髪のもつれをほどき、抜け毛の予防を図ります。また、丁寧にブラッシングをすると、頭皮の汚れ、フケを浮き上がらせることができ、洗浄が効率的になります。それにより、頭皮や毛髪への負担を軽減することが出来ます。
つづいて、
シャンプーの前に、ぬるま湯で髪全体を丁寧にすすぎましょう。ブラッシングで浮き上がった汚れの実は80%近くを、シャワーだけで流し落とすことが出来るのです。髪と頭皮を、シャワーのぬるま湯ごと両の掌で包み込むように動かしながらすすいでみましょう。
それから、ようやくシャンプーに入ります。
シャンプーは2回行います。
1回目は毛髪を洗うことを、2回目は頭皮を洗うことを目的とします。
なお、シャンプーで洗う時の指の形ですが、決して指先でひっかくように洗浄するのではなく、指の腹で軽く上下左右に動かすような感覚で洗うようにしてください。
1回目の洗浄ですが、
シャンプーを掌に1~2プッシュ出して、両手に広げ、後頭部から洗い始めます。
後頭部から続いて側頭部に移し、たくさん泡立てます。そのままつむじ、前頭部、額の生え際と順に洗い、一旦すすぎます。
2回目は1回目の半分程度のシャンプーの量で大丈夫です。1回目と同じく後頭部から上に向かって泡立てていきます。その際、指を頭皮にこすり付け、摩擦で洗い落すような洗い方は避けるようにしましょう。頭皮の汚れや皮脂は、シャンプーの泡で十分に洗浄することが出来ます。泡でマッサージをするように全体に広げていきましょう。
最後にすすぎをします。
すすぎで重要なことは、とにかくシャンプーや毛髪を頭皮に残さないよう十分に意識をすることです。シャンプー前にぬるま湯で簡単に洗浄をする時と同様、毛髪全体をシャワーのお湯と一緒に包み込むようにして泡を落とします。一見して泡が残っていないことを確認できたら、指の腹で直接頭皮をこすり、ぬるぬるしていないことを丁寧に確認しながら洗い流しましょう。
その後のトリートメントやリンスには、シャンプーよりはるかに頭皮を刺激する成分が含まれています。決して頭皮に触れぬよう毛髪にだけ丁寧につけるようにします。その後のすすぎに関しても、シャンプー以上に気を使い、時間をかけて洗い落とすようにしましょう。すすぎ過ぎてもすすぎ過ぎることはないという感覚を持つことが大切です。
以上のように正しいシャンプーの仕方を実践してみることで、頭皮や毛髪へのダメージを最小限に抑えることが出来ます。毎日行うシャンプーだからこそ、少しの気遣いが大きな違いを生み出すのです。