百薬の長も飲み過ぎれば薄毛の原因

アルコールによる原因

アルコールの過剰摂取は女性の薄毛にも影響する!

お酒は百薬の長とよばれるほど、実は隠された健康効果があります。そしてそれは、毛髪においても同じことがいえるのです。
適量のアルコールを摂取すると、血行が良くなり、頭皮環境を改善する効果が期待できます。また、ストレスの解消にもつながり、一見すると薄毛とは無縁のように思われます。

 

しかしながら、それはあくまでアルコールの適量摂取であって、過剰にアルコールを含むことは身体のすべてに対し、つまりは毛髪に対しても非常に悪影響であるといわざるを得ません。

アルコールは中性脂肪に変化しやすいという特性があります。中性脂肪はやがて頭皮の脂分となり、毛穴をふさいでしまうのです。また、お酒と同時に口に入れる「つまみ」も要注意です。つまみの多くはお酒に合わせて塩分を多く含んでおり、そして高カロリーです。たくさんのつまみを食べてしまうと、カロリー過多となり、頭皮を覆う皮脂が過剰分泌されてしまいます。結果として、さらに毛穴を詰まらせ、女性の薄毛の原因に繋がります。血液をドロドロにしてしまう悪影響も無視できません。

 

さらに、アルコールの過剰摂取は肝臓に多大な負荷をかけてしまいます。あまり知られていませんが、毛髪の主要栄養素であるタンパク質を製造する器官は、実はこの肝臓なのです。お酒の飲みすぎにより肝臓の機能が低下してしまうと、結果としてタンパク質の製造も遅延し、毛髪に栄養が行き届かなくなります。そのために、アルコールの過剰摂取は女性の薄毛の原因となってしますのです。